殆どの受験生が途中でやめてしまう税理士試験を突破するには何のスキルが必要なのか?

こんにちは。

吉田町と野毛を愛する横浜市中区(馬車道・関内)で開業中の税理士しのはらともあきです。

本日のブログは・・・。

僕は、税理士という仕事が好きです。税理士試験に合格して人生が変わったと思っています。

 

この仕事が好きだと感じている会計事務所職員さんは是非、試験にもこだわって合格して欲しい

と思っています。なので、税理士試験に合格するにはどんなスキルが必要か考えてみます。

ってそんな事を書かせて頂きます。

しのくん

断言できますが、圧倒的に天才な頭脳は必要ありません。
わん!(頭脳やセンスでの勝負ではないってことなのね。)

はぐみ

しのくん

勿論、圧倒的な天才なら2年で5科目合格とかするのかもしれませんが…。
ばう!(そういう規格外の方は超少数派だわね。)

たお

しのくん

僕のような一般的な方向けに書いてみます。

必要なスキル:継続する力

しのくん

飽きやすい人とは相性が悪い試験かもしれません。

計算は何度も同じような問題をいかに早く正確に解答できるようになるか反復練習が必要です。

理論は理論テキストが持ち込みできないので、暗記を沢山する必要があります。

とにかく同じことを何度も何度も膨大な時間をかけて繰り返す必要があるので

常に新しい事だけやっていたい人は相性が悪いと思います。

わん!(わたしは毎日同じご飯を食べても飽きないわよ。)

はぐみ

必要なスキル:時間を確保する力

しのくん

自分の時間を確保するには一定の工夫が必要です。

睡眠時間を削って気合でなんとかなる試験では無いと思います。

よって、時間を確保するために工夫が必要ですし、

僅かの隙間時間を作るにはどうしたら良いか考えないといけません。

闇雲にノープランで高い目標を気合でクリアしようとする方は向かないと思います。

僕が時間を確保するために実行したことは

・自宅と勤務先の間に専門学校がある場所に自宅を構えた

・昼休みは勉強の時間と宣言して会社の人からランチを誘われない状況にした

・朝の出勤前に勉強をするため、ファーストフード店に通うのをルーティンとした

・仕事をセーブしたい事を直談判した(当然、給与の減額を申し出た。こちらも差し出さねばなるまい)

・家族や友人に税理士試験受験生であることを宣言し、飲み会等に誘われない状況にした

・スマホのゲームアプリ等を全部削除し、誘惑を遮断した

・家族が没頭できるようなものを買った(例えば、ゲームとか漫画とか)

などなど挙げればキリが無いのですが、

本当に僅かな時間でも確保すべく日々工夫が必要です。

ばう!(朝、マクドナルドで朝マクドを食べながら勉強したのは懐かしい思い出だわね。)

たお

必要なスキル:やりきる力

しのくん

継続する力とセットになりますね。

どれだけ辛い状況でも、歯を食いしばって、合格を目指して、

やらない理由に排除し、なんとしてもやりきる!

なんとしてもやりきるんだ!という力です。

専門学校の講師をしていますと、とても優秀な方でも

最後まで、やりきらずに辞めてしまう人が物凄く多かったです。

模試等でも当然、頑張っても問題との相性が悪いと、

思ったような点数が取れない事があります。

そういう時も落ち込まずに、自分を信じてやりきる力はとても大切です。

正直、税理士試験では一番大切なのではないかと思う位です。

それだけ、途中でやめる人が多いです。

やりきる事は、簡単なようで非常に難しいです。

わん!(やりきるコツはとにかく良い時も悪い時も心はフラットであることね。喜ぶのも悲しむのも程々に。喜ぶべきは合格した時だけね。)

はぐみ

必要なスキル:素直になる力

しのくん

我を強く出し過ぎない。まずは専門学校のカリキュラムに素直に従い、問題も素直に読むこと。

物凄く優秀でも、専門学校のカリキュラムに批判的だったり、

問題に批判的で、まだ税理士になっていないのに、

自分の知識の方が上だからという事で、マウント取りたがる系の人は

試験の沼に長期的にハマってしまう傾向になると思います。

ここが資格試験の難しいところですが、

初学者の方は素直に問題が読めますが、

何年も同じ科目で落ちてベテランになった方は、

当然、素直に読む以外にも、ひっかけがあるんじゃないか?と

疑心暗鬼に読むこともできます。

その結果、ひっかけだったら、それはベテランの方に軍配があがりますが、

かえって素直に読めずに初学者の方が合格するケースも十分あります。

上級コースじゃなくてレギュラーコースの初学者の方が普通に税法1年目で合格するケースも

ありますから、そういう難しさがあります。

もし毎年、落ちてしまうなら、改めて素直に問題を読み、基礎を大事にすることも重要です。

ばう!(1年でも早く資格試験は受かっちゃうべきよ。)

たお

必要なスキル:試験というものを客観視できる力

しのくん

試験は水物です。

試験というものの本質を知る事が大事です。

すなわち、試験というのは100%合格という可能性は無いという事です。

合格の可能性は努力でUPしますが100%は無いという事です。

この思考はとても重要だと思います。

よく初期の受験生がやりがちな印象ですが、

会計学の2科目を仕事やめて集中する!

というのも非常にリスキーに感じます。

勿論、合格する可能性は格段にUPすると思います。

でも、電卓って打ち間違えますよね。

どれだけ訓練しても間違える時は間違えますし、

それって自分で間違えている事に気が付きません。

理論だって全く守備範囲外から出る事もありますし、

試験委員さんの独特の言い回しがどうしても理解できなくて

判断を誤る(いわゆる、相性なのかもしれません)

事もあります。

試験はどれだけ命をかけても100%の合格はありえない!

当たり前の事ですが、これが試験というものの性質です。

だから、それをしっかり肝に銘じないと続きません。

落ちた時のショックから立ち直れず、自分を責めて、

結果的に、この試験をやりきる事ができなくなります。

当たり前ですが、「今からやるべきものの性質」はきちんと見極めて

挑みましょう。試験は100%合格は絶対にない!

絶対合格したと思った年に落ちてしまったとしても、

次もやるしか合格への道は閉ざされます。

やるしかないのです!

やっぱり…

やりきる事は、簡単なようで非常に難しいです。

わん!(簿記論はもう二度と受けたくないわね…。)

はぐみ

「しのはらともあき税理士事務所」の所長の僕はこんな感じの税理士です。

しのくん

横浜市中区の馬車道駅で事務所をやっています。個人事業関係の税務と資産税(相続・贈与)の申告をしています。
わん!(どうぞ宜しくお願い致します。)

はぐみ

ばう!(どうぞ宜しくお願い致します。)

たお

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【編集後記】

3月決算の大詰めですね。

今回は流石にブログ書けないかも!って思いましたが

どうにか今週も続けられました(笑)

多少、雑で乱文があるかもしれませんが、

継続する力、やりきる力がブログにも必要不可欠なのかもしれませんね(笑)

明日以降も決算頑張ります!