普段使う道具の重要性を税理士試験で知りました
物にこだわるという事について
私はそこまで物にこだわるタイプでは無い方でした。
服のブランドもバラバラですし、毎日同じものじゃないとダメという
事も無いです。筆記用具などの日用品も毎回違うものを買って
使うタイプでした。
ただ税理士試験を通じて物にこだわる必要性を痛感しました。
税理士試験を受けていていつも思っていましたが、
計算で使っている電卓(SHARP EL-G35)←本当に最高です。
計算で使っているドクターグリップに別のボールペンの青0.5mmを装着した
改造グリップ
理論で使っているLAMYの万年筆
このどれかが欠けても毎回の試験は合格が出来なかったと確信しています。
嘘のように聞こえるかもしれませんが、
何千時間と使ってきた手に馴染んだ感覚は非常に重要です。
電卓はブラインドタッチが完璧に出来る水準
電卓を叩いている時は電卓を見ないでも集計が出来る程度に
一旦は仕上げた方が良いです。
ただここで重要なのは「一旦は」です。
税法の計算問題などで合計金額に配点が無いような箇所
(とりあえず合計出さないと次の計算に進めないから集計が必要だが
その前の全部の項目を正解するのは無理なので合計値に配点は無い)
はとりあえず合計出せば良いのでブラインドタッチで合計出します。
(ただ電卓ミスは相当少ない頻度に起こる程度の状態まで仕上げていました)
逆に簿記論などは点数を獲得できる箇所が凄く限られているので
速度も相当落として目でも見て、2~3回検算してから解答を埋めていました。
(現在の簿記論に電卓左手打ちスキルはほぼ不要と断言します)
ブラインドタッチを含めて電卓が普段使っているものから
違うものに変わると得点は大幅に下がると思います。
少なくとも私は下がります。
だから長い受験生活で私の愛機も相当年期が経ってきていたので
壊れる事が凄く心配でした。
(壊れたら買い変えが必要で、慣れるまでに時間が要する)
それくらいに電卓はこだわって気に入ったものがあれば3台は買って
その3台で税理士試験から実務まで全部に使うようにしましょう。
実務でも同じのを使って365日同じ電卓を使うのがポイントです。
絶対に精度が上がります。
筆記用具は他の筆記用具で書いた時に違和感が感じる迄
筆記用具についても常に同じものを使う方が絶対に良いです。
書き心地に違和感を感じていると試験の集中力が1%でも削がれる事になります。
本試験では100%持てる力を出す事が前提なので
(と言っても緊張もするので難しいのですが)
自信が使う道具など絶対に回避できる部分で集中力を欠いてはいけません。
よって私は、普段の小テストや自習の時も含めて徹底して同じ筆記用具を使っていました。
(1)計算はボールペン
ドクターグリップに他のボールペンに入れるべきリフィルで
青の0.5mmを装着して使っていました。
ドクターグリップは疲れにくいと思いますが標準のリフィルが1mmで太くて
計算には不向きなので別のを装着していました。
たまに筆箱の中でバラバラになっていましたが(笑)
※多分他のリフィルなのでうまくフィットしないのでしょう
(2)理論は万年筆
理論はジェットストリームなどのボールペンやゲルインクの
サラサラ書ける系のボールペンなど一通り試しましたが
万年筆が一番手に負荷がかかりませんでした。
LAMYのリフィルは一本100円位なので
本体価格は4千円弱しますが、ランニングコストはそこまで高くないです。
最初は慣れないうちは違和感を感じますが、
慣れると理論は絶対に万年筆が良いです。
本当に疲れが全然違うので、是非一度使ってみて下さい。
以上のように筆記用具も徹底的に手に馴染ませて
一心同体で試験に挑んで下さい。
それも合格率を上げる一つの要素に必ずなります。
【編集後記】
連休明けの火曜日に大切な仕事があるので
明日は髪を切ってきます。
最近は半年以上ツーブロックを継続しています。
さっぱりしていてセッティングも楽なのでお気に入りです。
【1日1新】
~ 川治 人形町 ~
私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた
税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、1日に1つ以上新しい経験をし
それを記していきたいと思います。