税理士試験の受験過程で受験仲間は必要か?僕の実体験をシェアします。

こんにちは。

吉田町と野毛を愛する横浜市中区(馬車道・関内)で開業中の税理士しのはらともあきです。

本日のブログは・・・。

税理士試験の受験仲間について改めて考えてみたくなり、そんなことをブログに書いてみようと思いました。

 

因みに、結論から申し上げますと、僕は受験仲間(いわゆる受験友達)は0でした。ぼっちでした。僕はドラクエ1だったわけですね。

 

ってそんな事を書かせて頂きます。

しのくん

アイキャッチ画像は国税庁の「ふたばちゃんに友達になって!」って税理士がお願いする図でした。
わん!(国税庁にぶっこむんじゃないわよ。あなた消されるよ?)

はぐみ

しのくん

確定申告書の作成頑張り過ぎたようだ!
ばう!(そういうのいいから)

たお

しのくん

さてさて今日もブログはじめますよ~

僕の実体験1:スタート時点は孤独期

しのくん

僕が勤務していた頃、雲の上の先輩クラスは数名受験生がいましたが、同期は受験生いませんでした。

とりあえず、この道を志した以上、税理士試験を受けないという選択肢は考えられないので

受ける事にしたわけですが、当時、僕の勤務先には

先輩で数名、税理士試験を受けている方がいました。

1名は、正社員で、その後、独立開業し、一時期僕が独立後にアルバイトもさせて頂いた

僕が知る限り、相当優秀な税理士S先生と

もう1名は、パートさんで、その後、独立開業し、とても明るくて素敵な税理士K先生

この2名が試験を受けていました。

ただ、入所したての僕からしてみれば当然に雲の上の存在なので

僕にとっても受験仲間ではありませんでした。

よって1人での戦いが始まったわけです。

因みに、上記両先生には本当に刺激を受けまして、今でも感謝しています。

まず、

1人目の一緒にお仕事もしたS先生は、本当に優秀な先生で、

僕が知る限り、本当に1、2くらいの凄い優秀な方でした。

そのS先生から、試験の翌日に、僕の手ごたえをご報告した際に、

「しのくん。税理士試験は長丁場です。まだまだ道は長いのだから息切れしないようがんばって下さい」

とお声がけ頂いた事、本当に感謝しています。

次に、K先生から頂いた言葉ですが

「わたしは、今までの自分の経験上、最終的に税理士になれる人 と 最終的に税理士になれない人が見分けられます。

しのはら君は最終的に税理士になれる人だから、絶対に試験に拘るべきですよ」

とおっしゃって下さいました。

本当にS先生、K先生、感謝しています。

ばう!(次は、あなたが後世を育てる順番なのよ。使命を果たしなさい。)

たお

僕の実体験2:ちょっと仲間できたかも?期

しのくん

それから時が経ちまして、事務所にも税理士試験を目指す仲間が入所したわけです。

ずっと何年も孤独の戦いをしてきましたので、

実は、税理士試験を志す仲間が入所してきたときに

凄く嬉しかったのを覚えています。

試験前に「今年の本試験頑張ろうぜ!」ってゲキを飛ばしあえるだけで

当時は嬉しかったものです。

なお、僕はTACに通っていましたが、

TACでは友達は特に作ろうとは思いませんでした。

オフ会とかの飲み会も誘われた事もありましたが、

受験時代は参加しませんでした。

試験合格後に僕の講師の先生から頼まれて1度

「経験談を自分の今の受講生にシェアして欲しいから飲み会に参加してくれ!」

と頼まれて1度だけ参加したことがありました。

ただ、それは僕が税理士になってからの話です。

受験当時は1度も参加せず友達も作りませんでした。

さて、じゃあその自分の事務所の仲間とは

受験仲間として切磋琢磨できたのか?

結論としては、

その方は試験をあきらめてしまいました。

とても頭の良い方なので、試験も僕よりもサクッと受かると思いましたが、

頭が良い分、もしかしたら、試験を取らなくても

その場所で生きていけると考えたのでしょう。

当時は、仲間を失った気持ちになって少しがっかり、寂しい気持ちになりました。

わん!(試験よりも人生を大切にするのは重要な選択よね。不幸であってはならないのだから。その子はその選択をきっと後悔していないのよ。)

はぐみ

僕の実体験3:結局は1人で戦う!期(仲間は信頼すべき講師のみ)

しのくん

僕は、事務所の教育係も任されていたので、後輩には「試験受けろ!」って鼓舞しまくりました。でもやっぱり続く子は限られた気がします。

僕は、S先生やK先生から本当にありがたい言葉を頂き、

この仕事をやるからには資格は保有すべきだと信じている

ため、後輩にも沢山鼓舞してきました。

でもやっぱり、この試験は色々な環境によって継続することが極めて困難であるため、

続けられる環境にあった子は少なかったと思います。

結局、僕は受験仲間は0人のまま、

でも僕は、講師をただひたすらに信じ戦う事に決めました。

だから、専門学校で対話する人は、講師だけでした。

でもそれで良かったと思います。

僕は、講師を信じ、己を信じ、講師に喜んで欲しい。良い報告をしたい!

そんな思いで毎日試験勉強に臨めました。

僕が物凄く尊敬する僕の恩師の財務諸表論のS先生は、

僕が独立後、財務諸表論講師に推薦してくれてTACとのパイプを繋いでくれた先生であり、

今でもたまにお食事に行く仲ですが、

その先生からかけて頂いた言葉があります。

「しのはら君。我々、講師の仕事は、我々が関わってしまったがために

受講生さんが不合格になるような事があってはならない。

我々が関わるからには、絶対に受講生さんの人生を無駄にしてはならいのよ!」

結構、この言葉は僕にとって重く響いています。

試験は受講生さんの頑張りが合否を決めるので、

我々がどれだけ熱意をもっても本当の意味で合格には導けません。

だけど、受講生さんが熱意をもって最後まで戦えるよう我々は、

態度で示していかねばならない!という事です。

僕は講師を辞めてしまいましたが、

それでも、僕にかかわった受験生や、税理士の後輩さん達には、

熱意を態度で示していきたいと心に決めた言葉でした。

僕に出会って、損したと思わせないために。

ばう!(あなたは本当に人に恵まれたのね)

たお

さいごに:当時、仲間は結局できなかったけど、常に新しい出会いはある

しのくん

結局は1人旅のまま税理士になりました。講師には何度も何度も感謝の意を伝えられ幸せでした。

最終的に、確かに受験仲間はいませんでした。

だから、同期のような仲間も僕にはいません。

受験時代に苦楽を共にした仲間もいません。

でも、税理士になったら、同世代の税理士や、先輩の税理士や、後輩の税理士と沢山会う事になります。

そこで新しい出会いがあります。

その出会いは、皆が皆、色々な状況の中で

もがき苦しみ、それでも腐らずに歯を食いしばって頑張ってきた税理士です。

だから僕はその時に感じました。

結局は、ここからがスタートだ!

同じ土台に立つ仲間と出会うのはここからだ!

だから、本日の記事の結論です。

やるからには資格に拘り、集中して1年でも早く税理士になれるよう頑張りましょう。

仲間はそのあとにいくらでもできます。

さあ、飲み会よりも目の前の理論暗記の精度を上げ、計算の精度を上げましょう!

わん!(今日は熱血系ね・・・。)

はぐみ

ばう!(どうしたの?・・・。)

たお

しのくん

いや、ちょっと確定申告時期でハイになっているのかもねw。

「しのはらともあき税理士事務所」の所長の僕はこんな感じの税理士です。

しのくん

横浜市中区の馬車道駅で事務所をやっています。個人事業関係の税務と資産税(相続・贈与)の申告をしています。
わん!(どうぞ宜しくお願い致します。)

はぐみ

ばう!(どうぞ宜しくお願い致します。)

たお

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【編集後記】

確定申告に完全突入という感じになりました。

今年も申告期限は延長となりましたが、

当事務所はマイルールとして3月15日に全件完了という気持ちで進めております。

1日1日が勝負で管理表をつけながら進捗管理をしております。

でも、やっぱり僕は確定申告の、テンションが若干上がる感じが好きなのです。

事務所は1人だけど(笑)

明日も頑張ります。