仕事を辞めて独立を決めるという事について

独立をする準備が整う事なんて永久に来ないと感じます

1人でやる以上、組織の知恵に勝てるはずがない

独立を考え、会社に辞意を伝えた時に必ず論点になる事があります。

それは、「スキル」が一定以上に到達したのか?という

技術的な話です。

私も、独立をするという事自体あまり考えていなかったので、

会社からも非常に困惑され、

傍から見たら、「ノリで会社辞めた」位なイメージに映っていると思います。

私自身はそれなりに考えたつもりですが、周りの目は冷ややかです。

毎日、それを痛感します。

それでも独立をした以上、突っ走るしかありません。

その中で特に話題に出る議題としては

「あと3年は経験を積んだ方が・・・」

等、もうしばらく修行すべきだという話です。

私もそれは痛感します。

ただ思う事があるのですが、私の今の事務所は

70名程度の事務所で税理士も30名近くいます。

そんな猛者達が知恵を出し合う組織に、私が一人で勝てるわけがありません。

税務通信を私が一冊14時間で読むとします。

でも、弊社であれば、一人が30分かけて分担で読めば、30分で私一人分に勝ちます。

さらに全員でレビューをすれば、解釈の勘違いも阻止できるかもしれません。

そんな環境に一人で開業した人間が挑んでも敵うわけがありません。

独立するのに必要なものは何なのか?

私が考える独立に一番必要なスキルは・・・

知識ではありません。独立したいと思う気持ちです。

こんなご時世に独立したい人なんているのか?

どのご時世にもスタートアップ企業がいるのと同じで

独立したい税理士はいます。

私は、何が必要か考えた時にスキルよりも度胸でした。

周りの空気を読まずに自分の事だけしか考えないKYな思考。

それが一番必要だと考えています。

私だって本当の本当に辞めたいわけじゃあありません。

それでも辞めたいよりもやりたい!その気持ちが上回ったという事です。

違和感を大切にし、傷つき耐える位なら独立しよう

組織にいると色々な理不尽な目に遭います。

その違和感から決して目を背けてはなりません。

違和感は私たちが培った経験からなる独特の感性です。

その違和感が、サービスとして理にかなっていないのであれば

問題提起すべきです。

その問題提起をするほどの愛が組織に無いのであれば、

猶更、早急に辞表を出し、次のステージにスキルアップすべきと感じています。


 

【編集後記】

本日は会社の近くの中華屋さんでご飯&ビールを飲みました。

昔からのお世話になっているお店というのはどこの職場に行っても

あるのだなあと懐かしく感じました。

街の中華料理は良いですね。ビールと最高の相性です(笑)

 

【一日一新】

~ 福錦 御徒町 ビール、餃子、レバニラ他 ~

 

私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた

税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、一日に一つ以上新しい経験をし

それを記していきたいと思います。