税理士事務所の退職の流れを紹介します

このたび2度目の税理士事務所の退職を致します。

まずは家族に

税理士事務所であろうと一般企業であろうと、

まずは家族には言いましょう。

突然帰って「俺、今日退職してきたからよっ!」

っていうのはドラマの中だけにしましょう。

僕も家族には何度も話をして、きちんと理解をしてもらってから

退職をするようにしています。

税理士事務所の退職という意味では、

その事務所が勉強するには良い環境かどうかも説明した方が良いと思います。

試験勉強自体が家族や周りのサポートが無いと合格する事自体も

困難な試験だと思うので、自分が「この職場に居たくない!」

という理由だけで無く、試験勉強の時間も勘案して、

家族の意見にも耳を傾けましょう。

そうでないと、次の転職先では仕事バリバリやらされて

税理士試験が合格するのが遠のくというリスクもありますから。

僕は、最近言い聞かせていますが、

自分で自分の事を信用していません(笑)

人の意見に耳を傾けるようになりました。

あ、ちなみに昔は耳を傾けずに突っ走るガンコブルドーザーだったので、

本質はそうなのかもしれませんが、意図的に耳を傾けるようにしています。

次は会社の上司に

これも一般企業と同じでしょうか。

退職を決めたら直属の上司に言いましょう。

そして、そのあとは所長(法人であれば代表社員)に言いましょう。

最初に仲の良い仲間に言うのも別にいいですが、

大体同期やら後輩やらに言うと回りまわって上司にバレて、

でも辞めないように外堀を固めるような動きをいつの間にか

されるケースもあるので(大きな重要顧問先を突如任されるなど(笑))

やはり、急所となる人にきちんと言うべきです。

また、所長に言う時は、嫌な事も色々と言われるかもしれませんが、

お世話になった事を心からお礼申し上げて感謝の気持ちを伝えましょう。

分かっては貰えるかは確かではありませんが、

しっかりと思いを伝えて理解して頂くのは、今後の自分の人生でも

重要なミッションです。

僕も、現在の場所は早期退職だったので、

毎日言い出せなくて、言い出す時もプルプル震えてました(笑)

でも、ここで自分の意志を表して、周りに理解してもらえるように

説得する事が出来なかったら、遥かに難しい税務をお客様に今後説明したり、

色々な選択を納得して頂くように提示したりは出来ないなと・・・

そういうミッションをこなすつもりで臨む事にしたら少し気が楽になりました。

最後にお客様に

税理士事務所の退職で、実は一番個人的にダメージが大きいと思っているのが

お客様に退職する事を伝える時です。

お客様の話や相談を聞いて一緒に歩んできたお客様に退職の旨を伝えると

やはり凄くガッカリして下さる人もいます。

(勿論あっけらかんとアッサリな人もいます)

新しい職場でもお願いしたいと言って下さるありがたいお客様も

過去にはいました。

私はそれを自分の中では「やらない事リスト化に入れている」ので

ありがたいお言ですが、断っていますが、凄く嬉しいお話です。

所長や同じ事務所のスタッフを裏切る事になるので、

僕はやらないと決めているって話なので、そういう事を否定している

訳ではありません。

お客様に伝えてからは後任の人にきちんと引き継ぎを入念にして退職日を

迎えましょう。飛ぶ鳥後を濁さず。です!


 

【編集後記】

今日は会社から退職届を出せと依頼を受けたので

コンビニで縦書きの事務用箋と白い郵便番号の入っていない

封筒を買ってお昼に書いたうえで提出しました。

前の事務所は退職願、退職届は出さなかったのと

退職願は書いた事ありますが、退職届は何気に人生初でした(笑)

まあ別に内容はほぼほぼ同じですが・・・

【1日1新】

~ 退職届を手書きで書いて提出 ~

私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた

税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、1日に1つ以上新しい経験をし

それを記していきたいと思います。