仕事を嫌いになっては続きません。繁忙期だらけの業界を変えたいです。
税理士業界の繁忙期
税理士事務所の仕事は私は大好きです。
殆ど仕事という意味では苦は無いです。
(いや、お客様から怒られたり間違えたりした時は顔が青ざめますが)
ただ、長時間労働が嫌いなのです。
税理士事務所は長時間労働のイベントが年に複数回あります。
それも短い期間では無く、比較的長期間続きます。
そんなイベントを羅列してみます。
(1)9月決算→11月申告
9月決算法人のお客様は多いです。
3月決算の次に多いのが9月決算ではないでしょうか。
なので11月は意外と忙しいです。
(2)12月からは年末調整
11月が終わると年末調整およびお客様への年末のご挨拶。
何かとバタバタする時期です。
(3)年明けの1月税務
さてさて私の嫌いな1月税務のお出ましです(笑)
まず、年末調整の残りをやり、
住民税の申告(給与支払報告書の提出)
法定調書合計票の作成をし、
償却資産税の申告をします。忙しい忙しい。
(4)2月から3月15日までの地獄の確定申告
税理士事務所で一番の無茶イベント!
確定申告です。終電で土日出勤は当たり前。
下手すりゃホテルで連泊の事態に陥ります。
※ちなみに私は今年は30連勤位しました。内、ホテルで5泊・・・( ˘ω˘ )南無
(5)束の間の休息4月と思いきや3月決算の早締め等
大きな法人の場合は、3月決算で5月申告と言いたいところですが、
4月上旬には総会の関係で決算締める作業があります。
会計上の未払法人税等の計算をするって事は・・・はい税理士の出番です(笑)
(6)はいはい!お待ちかねの3月決算→5月申告
そして法人のハイライト。3月決算→5月申告です。
この時も担当の状況によっては苦しい時期です。
以上のイベントが目白押しで、実質的には11月~5月迄の半年は繁忙期です。
半年も続くと繁忙期って言えるの?
半年も繁忙期が続いていて、それって繁忙期って言えるの?
という疑問が沸いてきます。
繁忙期っていうか、年の半分忙しいなら、
忙しい業界って事になると思います。
更に、事務所によっては所長が従業員をお掃除ロボット位の
感覚でこき使うところもまだまだ多いので、
年中忙しいって事務所も多々あると思います。
自分の時間を犠牲にして、趣味の時間を作る事も出来ません。
更に、試験勉強をする時間も相当無理をしないといけません。
そんな無理や無茶を続けていたら、肉体的にも精神的にも疲弊して
下手したら、死んでしまうかもしれません(冗談抜きです)
だから、そういう環境の事務所にいるなら何を大切にするか
絶対に一度冷静になって考えてみるべきです。
負の連鎖を止めるなら自身が止める!
上記のように、働いている人たちの幸福度が極めて低い状況が
続いていたら、お客様へのサービスが当然低くなります。
働いている人達もモチベーションが低くなります。
業界がブラックだと思われます。
人気が無くなります。
新しく税理士になる人が少なくなり、
活気がなくなります。
そんな事は良しとしたくありません。
だから、私はブラックな職場環境を作りたくありません。
既存のレールで事務所の社風を変えるのは非常に難しい事です。
力をつけなくてはなりません。
だから、まずは資格。そして資格が備わったら、
独立するなり、社員税理士として共同経営出来るパートナー達と出会う
等して、ブラックな職場環境の負の連鎖を断ち切りましょう。
私は、まずは私に関わった人だけはブラックな職場環境に居ないと
実感してもらえるようにしよう!
と思っていました。これが私の税理士試験に対する一番のモチベーションでした。
まだ来年からは私と家族が食べていくのも苦しい状況です。
ただ、試験同様上記のモチベーションで困難に挑んでいきたいと思っています。
【編集後記】
今更ですが、薬局で風邪薬を買ってレシートを見ると
OTC医薬品と分かるように★マークがついていたりして、
ちょっとニヤってしてしまいます。
それにしても保険が効かないので風邪薬もなかなか高価ですね。
【1日1新】
~ うさぎや 最中 ~
私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた
税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、1日に1つ以上新しい経験をし
それを記していきたいと思います。