お客様からの「ありがとう」がこの仕事の一番の醍醐味です
お客様の悩みをいかに汲み取るか
私が一個人として仕事の事を考えた場合は、
そこまで大きな事案や難解な事案には太刀打ちできないと思います。
基本的な節税では無くて、
法律の穴をついた「節税スキーム」の開発を出来るほど私の頭脳は明晰では無いです。
そもそも「節税スキーム」に興味がありません。
だからそういうお客様はきっと私なんかの何千倍も優秀な税理士の集団にお仕事を
依頼すれば良いと思うのです。
そういう例外を除いては、お客様が困っている事にしっかりと耳を傾けて
何が最善かを税額以外の様々な要因も鑑みて相談に乗り、ご提案が出来たらと思っています。
以外と話を聞く聞き役になっただけでお客様の中で最善の答えが出るなんてケースも
多々あります。それでもお客様が「誰にも話せないような話」をある意味
唯一話せる相手になる事。それが「税理士」の仕事の一つだと思うのです。
凄い頭脳明晰の税理士が200人所属している事務所と、凡人税理士1人でやっている
事務所だったら当然圧倒的に税理士が沢山いる事務所が良いでしょう。
そこで勝負しても勝てない以上、別の部分で戦わねばなりません。
本当に小さな事でも良いので提案を続ける
実は本当に小さな事でも提案を続けていると
時として物凄くその時の聞き手の状況とマッチして
感謝をして頂ける事があります。
ですから訪問する以上、何か一つはご提案をする事を
極力意識してお客様の元を訪問するようにしています。
実は法人のお客様であっても、プライベートで不動産を売却予定だとか
知人が相続の事で悩んでいるとか、そういうケースもあります。
税理士がどんな仕事をしているのかを正確に認知して下さっている方は
事業をやっているような人を除いては少ないと思います。
だから、意外と法人のお客様が他の人から相談をされているケースは多々あります。
ですから、税目を絞らずに多税目を意識してお話をする事を心がけています。
「ありがとう」と言ってお金を頂く事
例えば法人の申告が無事終わって申告書の控えと一緒にご請求書を渡した時や
確定申告が終わって書類を返却する時、相続税の申告が終わった時など
お客様に私なんかからしたら相当な額の報酬を
「ありがとう!本当に助かったよ」と言って頂きながら
お支払いをして頂いた事があります。(それも何度も)
このような経験は本当に特殊な事だと思います。
私は、普段コンビニやスーパーで買い物をしてもレストランに行っても
「ありがとう」と言いながらお金を払う事はあまりないです。
「ありがとう」と言ってお金を払うのは私としては、専門学校の先生でした。
ただ専門学校もお金の支払い先は窓口なので直接先生には払いません。
税理士業はお客様から直接報酬を頂き、それと一緒に感謝の言葉を頂けることもある
とてもやりがいのある仕事ですし、私はこの仕事に誇りをもっています。
まだまだ勉強中でやるべき事が多いですが、
「ありがとう」と言って下さるお客様との出会いに期待で胸を膨らましつつ
日々己を磨いていこうと思っています。
税理士試験は苦しいですが、資格を取った後は間違いなく選択肢が非常に広がるので
是非チャレンジして頂きたいと思います。
【編集後記】
最近やっと電子レンジを買ったのですが、久々に使うレンジは
凄く便利です。色々なものが簡単に温まるので今更ですが、
電子レンジの凄さに驚きを隠せません(笑)
【1日1新】
~ チャオチュール かつお節味(ネコ用のおやつ←愛犬にあげるのですがw) ~
私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた
税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、1日に1つ以上新しい経験をし
それを記していきたいと思います。